Column

投資とは何か、ご存じですか?

こんにちは。
たすけ愛理事の小林です。

 

たすけ愛の会員様は「お金」や「投資」に興味がおありと思います。
日本人がお金とか投資と言うと、同時に「汚い」とか「詐欺」と言った言葉を連想する人もいるのではないかと思います。

 

お金にネガティブな印象を持つ方の気持ちは分かります。
私も26歳くらいまでお金に全く興味がなく、できるだけ経済とは離れたところで生きていたいと思う人間でした。

 

ある人から「金持ち父さん貧乏父さん」という書籍を勧められて読んでみたところから私の人生が変わりました。
それまで単に現金を貯金するだけでしたが、「投資」という概念が身に付き、勉強をしはじめました。

 

「金持ち父さん貧乏父さん」はアメリカの投資家ロバート・キヨサキさんという日系4世の方の著書です。
主に不動産投資をお勧めする内容でスケールの大きなものです。
今なら少し状況が見えてきたので説明ができますが、書籍の内容は投資全般やアメリカの不動産投資のことが書いてあるのですが、不動産については正直日本とは状況が異なります。
(日本の不動産は世界的にみるとかなり特異だという投資家の方もいらっしゃいます)

 

でも基本は一緒で非常に勉強になりますし、投資の概念をよく理解することができます。
私は今もこの「金持ち父さん貧乏父さん」の考え方を意識して生活しています。

 

私はこの本を参考に実際に10年ほど前に不動産を購入しました。
今も持ち続けていますが、日本の場合値上がりはあまり期待できませんが、やはり家賃収入は魅力的です。
もちろんリスクがある投資対象ですので、収入ばかりではありませんが、今のところ悪くない収益です。

 

さて、投資の話に戻ります。
投資とはなんでしょうか。
私は10年以上前から地道に続けておりますが、その中で気づいたのは、投資とは「お金に働いてもらうこと」に尽きるということです。

 

不動産を例にとります。
物件を買う際と、メンテナンスするのには当然手間暇がかかります。
ですが、それ以外は何もしません。
むしろ「何もしない方が良い」と金持ち父さんは言っています。
自分が何もしない時間の中で収益が生まれます。所有者は、ただ「最適に所有」するだけです。

 

この「最適に所有」するのが難しさなのだと思います。
株式も債券もゴールドも年金積み立ても保険も、何が最適か分からない人が多いのだと思います。
ちまたに溢れる情報で例えば「10億円稼ぐFXの方法」「楽して1億円の資産」「クリックだけで毎月5万円」など、「簡単」「楽」「儲かる」といったキーワードを良く見ます。
実際、うまくいった人が書籍を書くのは良いことですし、その書籍を読んでモデリング(真似)すること自体は良いと思います。
でも、実際やってみると自分に合っていないとうまくいかないケースが多いように思います。

 

ちなみに「最適に所有」することの難しさは少しでも投資を経験したことがある人でしたら分かることと思います。
ロボットのような精神状態の方は投資は簡単だと思いますし、リスクの高い投資も向いているかもしれません。
今はAI投資のようにロボットが変わりに運用してくれる投資法もあります。
ですが、実際に投資をするのは人間です。
つまり、常に精神的負担が伴うということです。

 

説明が複雑になりがちで恐縮です。
投資は肉体的労働ではありません。時間も大してかかりませんし肉体的な疲労もありません。
ただし、精神的労働と疲労はあるかもしれませんし、知識のアップデートは常に必要です。
常に自分の資産額が変動しますので。

 

まぁ、いろいろ書きましたが、
要するに投資とは「お金でお金を稼ぐ」ことだと思います。
「たすけ愛」は投資サークルではありませんが、「物心ともに幸せになる」という理念から考えると投資は必要なことになりますので、説明させて頂きました。

 

投資に興味がおありの方は、
今後ともこのコラムをご覧頂ければ幸いです。

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