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【松下幸之助が社員にかけた魔法の言葉】

こんにちは
「一般社団法人たすけ愛」の菅野と申します。

この度、理事長からのメッセージというコーナーを設けました。
こちらでは「たすけ愛」というジャンルに囚われずに、私が日ごろの活動の中で感じたことや人から学んでこと、知り得た情報などの中から、私の目線で選び、皆様方のビジネスや人生にお役に立ちそうものをお伝えできればと思っています。

毎日とは行きませんが皆さんのお役に立つメッセージを出来る限り多く、お贈りしたいと思っております。
ご愛読を頂ければ有り難いです。

松下幸之助が社員にかけた魔法の言葉

今日は『松下幸之助が社員にかけた魔法の言葉』というメッセージをお贈りします。
ある日、松下幸之助氏が、電球磨きをしている社員に向かって語ったエピソードです。

当時、未だ小さな町工場だった松下電器では、電球を布で磨くという仕事がありました。
その仕事を、しらけた表情で、つまらなさそうに電球を磨いている社員がいました。
その社員に対して、松下幸之助氏は「君、ええ仕事してるなー」と声をかけました。
その社員は「電球を布で磨く仕事のどこが良い仕事なんだ」
「電球磨きなんて、誰でもできる仕事だろ」と思っていたので、松下氏の言葉に唖然としました。

すると、松下氏は「この電球は、どこで光っているか知っているか?」
「あんたが磨いたその電球で町の街灯に明かりがつく。その街灯のお陰でどうしても夜遅くに駅から家に帰らなあかん女の人、いつも怖い思いをして帰っていた女の人が安心して家に帰ることができる」

「またなぁ。子どもたちが絵本を読んでいると、外が暗くなって、家の中はもっと暗くなる。そうなれば、絵本を読むのを途中でやめなあかん」
「でもな、あんたが磨いている電球1個あるだけで、子どもたちは絵本を読むことを続けることができるんや」

「凄いことじゃないか。あんたが電球を磨いていることで、子どもたちの夢を磨いているんや。子どもたちの笑い声が聞こえてこんか?」

「物作りはな、物を作ってはあかん。物の先にある笑顔を想像できんかったら、物を作ったらあかんのやで・・」
「子どもたちの夢のために、日本中、世界中にこの電球を灯そうや」

いかがでしょうか。

松下幸之助氏が社員に語ったのは「電球の磨き方」ではなく「何のために仕事をするのか?」という『仕事をする目的』であり『使命感』でした。
松下電器と言う会社が作っていたのは電化製品ではなく「夢」だったのです。
ですから日本を代表する様な企業になったのです。

皆さんは、自分の扱っている商品やサービスの先にある「お客様の喜ぶ顔」を・・
また、その「商品(サービス)の果たす役割」を・・を考えて携わっていますか。

「どうしたら、売れるか?」「どの様にすれば儲かるか?」と悩む前に
「この商品(仕事)は、誰の為に・・」「この仕事(商品)は、何の為に・・」と
目的と使命を考えるべきではないでしょうか。
そして、明確な目的と使命感が生まれると商品は売れ、ビジネスは成功し、物心ともに豊かになるのです。

「たすけ愛」には、皆さんが望めば夢の叶う仕組みと人に喜んで頂ける商品があります。

是非、「たすけ愛」を活用して皆さんの夢を叶えてください。
そして、周りの人たちに喜びを伝えてあげてください。
それが、持続可能な平和な社会を実現していくのです。

皆様方の益々のご発展とご繁栄、ご多幸と健康を祈ります。

感謝 合掌
一般社団法人たすけ愛 代表 菅野宏泰

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