先日、スウェーデン・ストックホルムで、

吉野彰さんのノーベル賞授賞式がありましたが、

 

今から４６年前の１９７３年にノーベル物理学賞を受賞した

江崎玲於奈(えさき れおな)氏が、ある対談で話していた

内容をご紹介いたします。

 

 

創造性を育むには、何事も

「よく考える」ということが大変、重要です。

 

私が勤めていたＩＢＭには

『Ｔｈｉｎｋ(考える)』という標語が、

あちこちに掲げられていました。

 

「考えて、考えて、考え抜け」という

社員の心得を説いた言葉です。

 

アップル社のスティーブ・ジョブスも

『Think　Different（違う）』と言っています。

ただ考えるだけではなく

「違ったことを考えろ」と言っています。

 

そして、私が若い人に言いたいのは

『Think　Unthinkable(考えられない)』です。

要は「考えられないことを考えなさい」ということです。

 

科学でも、人生でも「現状維持」しようと「何もしない」こと

「今までを踏襲する」ということがリスクなのです。

 

江崎玲於奈氏の言葉、いかがでしょうか。

 

何か問題を解決しようと思うのであれば

「現状から抜け出すにはどうすれば良いのか？」を

真剣に考えることが重要で必要なのです。

 

「上手くいかない」「想い通りにいかない」と

お悩みの方、考えていますか？

きっと、皆さんも「考えている」と思います。

 

しかし「成果が出ない」のは、何故なのでしょうか。

それは、人とは「違ったことを考えて」いますか？
　
人が「考えられないことを考えて」いますか？

 

「それが出来たら、苦労しない」と思っている方。

では、本当に・・、
　
本気で・・、
　
真剣に考えていますか？

 

「考えて、考えて、考えて、考えて・・、
　
考えて、考え抜く」のです。

 

すると「今までと違ったことが考えつく」のです。

そして「人が、考えられないことが考えつく」のです。

 

それで「大きな成果」を手にするのです。

ですから、今日から「考えて、考えて、考えて・・、
　
考え抜く」習慣を身につけましょう。

 

それでは、皆様方の益々の奮闘と発展と繁栄を願うと共に

益々のご健康とご多幸を祈っております。

 

感謝　合掌

『一般社団法人 たすけ愛』 代表　菅野宏泰