Column

皆さんの年金、株で運用されてますよ!!(2)

こんにちは。
たすけ愛理事の小林です。

 

以前に、GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)のポートフォリオのざっくりした配分についてコラムを書きました。
今回はその中身について調べていきたいと思います。

 

これは皆さんが毎月収めている国民年金や厚生年金の話です。
自分の収めたものがどのようなものに使われているか興味がありませんか?
国民年金の方であれば、毎年20万円程度、厚生年金の方はそれ以上を支払っています。
将来私たちが年金をちゃんと受け取れるかどうかも含めた内容になります。

 

前回のおさらいです。
GPIFは日本の独立行政法人です。
日本国民の年金資金を管理している団体です。
この年金資金ですが、ただの定期預金などではなく、株や債券などで運用しています。
運用することで資金を増やしているわけです。
その運用している資産の内訳は以下です。
国内企業の株式、国内の債券、外国企業の株式、外国の債券。
大きく分けてこの4種類に4等分しています。
今回は各株式や債券について詳細な保有状況のリストを見つけましたので共有したいと思います。

 

以下のGPIFの公式サイトのページの中に、
具体的にどのような株式や債券を購入したのかが記載されています。
https://www.gpif.go.jp/operation/state/2018.html
保有全銘柄について(2018年度末)

 

エクセルをダウンロードして中身を見てみますと、
多くの銘柄を保有していることが分かります。
エクセルのシートで種類別に並べてありますので分かりやすいですね。
ちなみにこれは間接的に保有しているもの、つまり個別株をまとめたファンドの株を保有していたり、直接個別に保有しているものもあるようです。

 

2番目のシートが国内株式になりますので、なじみのある会社が並んでいると思います。
一番分かりやすい部分を見てみました。
2206行にある「トヨタ株」です。
私の見方が間違ってなければ、トヨタ株を約2億株保有しているようです。
時価総額として1.3兆円とありますので、時価総額21兆円のトヨタの約6%の株を保有していることになります。

 

 

言い方が正しいか分かりませんが、
遠回しに言えば、年金を納めている日本国民は「間接的にトヨタの大株主」ということですね。
正しくいえば、日本国(GPIF)がトヨタの大株主ということになりますが。

 

桁が大きすぎてよく分からなくなっていますが、
こんな感じで日本国内の企業の株式を合計で約38兆円分を保有しているようです。
ちなみに外国の企業の株式は総額で約41兆円保有しているようです。
ざっと見たところ、アメリカの企業以外にも、ヨーロッパ、中国、韓国、インド、タイなど全世界の企業の株式を広く保有しているようです。

 

債券についても株式同様、様々な企業の社債がリストされています。
2番目のシートの166行目に「日本国」とありますが、これは国債です。
日本国債を35兆円保有しているようです。
国の機関が自分の国の借金を貸しているというわけの分からない状況ですが、国内の債券の80%以上を日本国債の購入にあてているようです。

 

 

いかがでしたでしょうか。
こうやって一つづつ見ていくと、年金運用にも親しみを感じます。
私たちが拠出している年金資金を、
私たちがよく耳にする企業の株式や債券の購入資金にしていたのです。

 

これは問題なのではなく、将来への投資です。
私はこの方針を支持します。
将来私たちが受け取ることになるかもしれない年金をこうやって増やしているのです。

 

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