こんにちは。
たすけ愛理事の小林です。
明けましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
このコラムを初めてしばらく経ちました。
自己満足的な感想ですが、日々感じていることを書き出すのは気持ちがいいものですね。
日記のような感じです。
明日から東京都周辺で緊急事態宣言が発せられるとのことです。
今回は、緊急事態宣言発出後の日本の経済はどうなるのか個人的に予想したいと思います。
ここでいう経済は、あくまで株価といった全体的なものです。
飲食店や行楽、イベント、その他の企業は厳しい状況が続くものと思います。
株価は日本全体の将来の経済を予測できる指標ですので、重要視したいと思います。
株式を購入することで、将来の企業に投資することになります。
企業は投資されることで、企業の資金力が高まります。
結果的に新しい人材を雇ったり、新しい事業を作ったり、設備に投資したりと実経済が活性化するのだと思います。
ですので、ニュース等では株価の動きを説明する際に「実経済とは何ら関係がない」といった表現を散見しますが、本当は関係があるのではないかと思います。
日本の将来の経済に期待がなければ株価は上がらないので理屈は通るはずです。
さて、本題です。
前回の緊急事態宣言時の株価のチャートは参考になると思います。
人々の経済に対する感情がどのように動くのかチャートである程度把握することができます。
上記のチャートは「日経平均株価」の一年間のチャートです。
日経平均は簡単に言うと、日本を代表する会社の株を平均したものです。
つまり日本の経済の指標とも言えます。
チャートを見ると、大きく下がっている部分は2020年3月です。
コロナショックといわれていますね。
東京での最初の緊急事態宣言発出は2020年4月だったと思います。
このチャート上ではそれほど大きな影響はないように見えます。
5月末から6月にかけて大きく株価が上がっていますが、緊急事態宣言が解除されてからの影響なのでしょうか。
次に別のチャートです。
以下はアメリカのS&P500のインデックスです。
S&P500はアメリカを代表する企業の株を集めた指標です。
かなり似た動きをしていることが分かります。
ですが、S&P500の方が若干スムーズに上昇しています。
こちらはコロナ蔓延期間中に史上最高値を更新し続けています。
コロナショック後、日経平均が上がり始めたタイミングと同じくしてアメリカのSP500も上がってます。
どちらが先かこのチャートでは分かりませんが、おそらくアメリカなのではと思います。
そうなると、緊急事態宣言解除による上昇ではなさそうで、SP500の株価の影響で日経平均も上昇したと見るのが妥当かと思います。
次に、ゴールドのチャートも見てみたいと思います。
以下はゴールドのETF(上場投資信託)のチャートです。
同じく1年間です。
コロナショックは見受けられますが、
回復が早く日経平均やSP500とは異なる動きをしています。
緊急事態宣言による影響はこのチャートでは見えないような感じがします。
ただ。4月~8月までボリュームが低いように見えますが、全体的に2019年よりもボリュームは大きいので緊急事態宣言の影響ではないように思います。
ここまで見てきて個人的な分析やニュース、その他情報等で、
今回の緊急事態宣言ではあまり大きな変動がないように思います。
ただし、アメリカでの株価下落の影響は直に受けるように思いますので、依然として慎重に経済を見ていく必要があると思います。
あくまで個人的な意見ですが、アメリカの企業の株価はどちらにしても年平均で見れば上昇していくものと思いますので、老後資金として長期積み立てをしていくのが良いかなと思っています。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございます。