Column

ゴールドから見る経済の状況

こんにちは。
たすけ愛理事の小林です。

みなさんは金(ゴールド)の価値が高まっていることはご存じですか?

私は長年少しずつ金の積み立てをしているのですが、積み立てをしていて良いと思うことの一つに、「経済の変化に対して敏感になれる」ということがあります。

毎月いくらか自分のお金で買うことによって、経済の変化で価格が変動するものが、「なぜ価値が変わるのか」「いつ価値が変わるのか」という空気感に敏感になります。

私の場合、それをゴールドの価値で判断しています。

もちろん、ゴールド以外にも世界全体の株式や債券、GDP、ニュース、政治、為替レートなどなど、参考になる指標は山ほどあり、すべてを総合的に見ても経済の動きというのは予測ができないものです。

ただ、ある程度大きな流れは上記の情報で把握できます。

最近のゴールドの値上がりは、様々な投資家も指摘していることですが、私個人としてもマネーサプライの量が原因と考えています。

FRBは少なくとも2022年までは量的緩和をすると明言していますので、それまでマネーサプライは増え続けることは明白ですし、その間は少なくともアメリカの経済は破壊的な状態にはなりづらいのではと思います。

ですが、2023年以降は分かりません。

株式から安全資産といわれているゴールドやシルバーに資産が移行するのは間違いないでしょう。少なくとも現時点ではゴールドとシルバーは爆上げです。

経済的に貴金属と似た性質を持つといわれる暗号資産も急激に伸びています。まぁ自然な流れと思います。もうしばらくこのような状況は続くと思われます。

ゴールドについてですが、添付の図をご覧ください。

田中貴金属のサイトより、5年間のゴールドの価格推移の表をキャプチャしました。

赤線と赤字がなじみがあると思いますが、日本での価格変動です。
ドルと大きな動きの違いはありません。この5年間で1グラム4800円から6800円に上がっています。

ちなみに現時点(20200年8月3日)ですでに7,464 円です。

こんなに早く大きな動きは10年以上積み立てを続けてきましたが初めてです。ちなみに私が積み立てをスタートしたころは1グラム3000円程度でした。

デフレーションのこの時代にこんなにゴールドが上昇するのは感情的にも思いますので、もちろん注意は必要ですが、私個人としては金はさらに値上がりするのではと思っています。

煽るつもりは全くありませんが、ゴールドは最も安定する資産といわれていますし、少なくともこの世界で5000年以上資産として認知され続けてきているものです。

経済の動向を見る際にゴールドは間違いなく一つの指標として役立ちます。

今回は一つの選択肢としてご紹介させていただきました。
読んで頂きありがとうございました。

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