Column

自己投資のススメ(6)人生の危険を受け入れる度合い

こんにちは。
たすけ愛理事の小林です。

 

今回は自己投資の6回目です。

 

皆さん、何をやるにしても準備はしていますか?
皆さんは準備し過ぎるほうでしょうか。
それとも準備をしなさ過ぎるほうでしょうか。
ちなみに私は比較的、準備をし過ぎるほうです。

 

準備をし過ぎると途中で脱線し、
飛び立つことができなくなることがあります。

 

私は今、個人事業で小規模に事業展開をしておりますが、
今のところ持続的に事業を継続できています。
準備・計画して今の事業をスタートしたか?
と聞かれればそれは「NO」です。
全く準備とは程遠かったです。

 

クライアントが一社もなく、知識も技術も中途半端でした。
同業の友人もいない状態でスタートしました。
準備が十分とは全く言えません。
22歳くらいでしたので、どちらに転んでも痛くないということだったのかもしれません。
今考えれば、もう少し知識武装と準備・計画があってもよかったのかもと思っています。

 

起業は結婚と少し似ているところがあるかもしれませんよね。
付き合っている際から準備と計画を重ねてたとしても、
結婚するにはある程度の勢いが必要だと思います。

 

「えい!やあ!」といった気持ちがないと起業ができないのかもしれませんね。
ただ、その「えい!やあ!」の勢いを出すためには、準備や計画が必要だと思います。

 

自転車でいうと、補助輪のようなものでしょうか。
知識と練習、準備に計画、
ある程度の武装があって、ようやく戦いに行けるのだと思います。

 

ですが、結婚に関して言えば、
夫婦間の問題解決や、子供ができてからの女性との付き合い方、子供の育て方等々
教えてくれる人はいませんし、あらかじめ勉強する人は珍しいのではないでしょうか。。

 

人それぞれの性格にもよりますよね。
なんの知識も技術もなく「えい!」と気合だけで乗り切れる人もいるかもしれません。
「えい!」と結婚して、うまくいかなければ離婚すればいいかもしれません。
人生、この方が分かりやすくていいかもしれません。

 

しかし、私の場合はこのように生きることは困難です。
私のように準備が必要な人もいると思います。
そのような方にとって特に自己投資は必須だと思います。
踏み出す最初の一歩を導いてくれます。

 

私は自己投資でいろんな成功哲学の本を読みましたが、
大きな成功を収める人は、大きな危険を冒して大きくジャンプした人が大きな成功を収めるようです。
大きく失った人が大きな獲物を手に入れる。
といった感じでしょうか。

 

株式投資などにも言えることと思います。
大きなリスクをとった人は大きなリターンを得るといった公式のことです。
資金が0%になる可能性と1000%に増える可能性は表裏一体です。
成功法則にもこのようなリスクの考え方が含まれているように思います。

 

 

私は大きなリスクをとることができない性格なので、
小さなリスクで小さなリターンを得る選択をしています。
たとえば、80%に減る可能性と120%に増える可能性といった感じです。
私は無一文になるのは嫌ですし、
瀕死の重傷を負い、そこから回復して成功するというストーリーを私は望んでいません。

 

人にはいろんな性格がありますし、人それぞれです。
最近こんな記事を目にしました。

“闘う投資家”として、立ち技格闘技団体K-1で活躍する現ウェルター級王者・久保優太(32)をまさかの事態が襲った。
株取引で2億2千万円の損失を出し、一瞬にして利益が消失。一転して借金4000万という窮地に陥ったのだ。
(ABEMA格闘TIMESから抜粋)

 

久保さんはもともと投資家として5億円以上の利益を出していた方ということです。
ご本人が「100万円あれば一発逆転も可能(ABEMA格闘TIMESから抜粋)」という発言をしているところから考察すると、やはりかなりリスクの高い投資法をしているのではないかと思います。

 

これはこの方の場合、こういう生き方が向いているのかもしれません。
投資で勝つ方法を知っているということでしたので、準備不足ではなかったようにも思います。
ただリスクの高い投資ということなんだと思います。

 

さて、選ぶとしたらどちらの人生がいいでしょうか?
(1)経済的などん底と頂点の映画のような人生
(2)経済的に安定している普通の人生

 

私は後者です。
前者を否定するつもりはありませんし、あこがれを感じてすらいます。
ただ、痛い目にはあいたくないですし、借金持ちや無一文にはなりたくありません。

 

皆さんはどちらの人生の方が楽しめますか?

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