こんにちは。
たすけ愛理事の小林です。
皆さんは自分に自信がありますか?
かなりざっくりしたご質問でした。
自分に自信があるかないかは、一般的には状況によって異なります。
例えば、自分が足が速いが計算が不得意であれば、
走ることには自信がありますが、数学には自信が持てません。
アイデアを出すことが得意だが、継続することが苦手な場合もありますし、その逆ももちろんあります。
何が言いたいかというと、
今、自分の置かれている状況で自信の持てることをすれば自信がつくということです。
今、企業研修でウェブ制作を教えているのですが、
受講者様によく言われるのが「自身が持てない」です。
まだ勉強を始めたばかりで分からず、実際の仕事に学んだ技術を使えるようになるのか不安。
そうですよね。ふつうは不安です。
そういう時にアドバイスをすることがあります。
以下の図をご覧ください。
今回は分かりやすくするため、技術と自信を同じものとして表現しましたが、
厳密にはスキルと自信は別物ですのでご了承ください。
スキルを上げれば理想の自分に近づきます。
つまり自信もついてきます。
スキルが低ければ素人に近づきます。
つまり自信はつきません。
ここで重要なのが、「今の自分」と「実際の今の自分」の部分です。
上記の表のように今の自分のスキルを高く感じているが、実際はスキルが低い状態だと「自信過剰」です。
自信過剰はトラブルに巻き込まれる危険性もあります。
もっと危険なのは、その逆です。
本人は、今の自分のスキルが低く感じているが、実際のスキルが高い状態です。
これは「自信がない」状態です。
少しややこしいでしょうか。
つまり、実はスキルがあるのに、自分ではスキルがないと感じている人はいつまでたっても自信が持てない。
ということです。
人は上記の「自信過剰な状態」と「自信がない状態」のどちらかになりがちだと思います。
ちなみに私は、「自信がない状態」にたまに陥ることがあります。
長年ウェブ制作に関わっていますが、
新しい技術や新しい概念に出くわすと不安になることがあります。
トップランナーの方の言葉や本などを読むと自信がなくなることがあります。
こういう時に自信を取り戻すためのルーチンがあります。
それは妻と話すことです。
今やっていることを話したりするわけです。
ちなみにこれはのろけ話ではありません。
妻は素人です。
私のやっていることを深くは理解できません。
そこで私は自分のスキルが高いことに気づくわけです。
もともとスキルは高いわけですが、
自信を瞬間的に失うとスキルが低いように感じてしまうのです。
理論的にいうと「アウトプット」だと思います。
学んだことはアウトプットすべきという考え方がありますが、それと同じだと思います。
アウトプットすることで、状況が自分のものとなり、冷静に実際の自分のスキルに気づくことができます。
ここで重要なのが、
相手を否定する人にはアウトプットしないということです。
つまり人を認めない人です。
自分を認めてくれる人にアウトプットする必要があります。
自分を認めてくれる家族もそうですが、
おススメなのは、コンサルや先生を付けるということです。
教えてくれつつ、自信をつけてくれるのではと思います。
費用がかかるので、自己投資の一種になると思いますが、アウトプットできる相手はとても重要です。
今回は、自信をつける方法について書かせて頂きました。
自己投資として自分を認めてくれる先生もいたらいいですよね。