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【才能とは「失敗の数」 トライを続けて別人に進化する】

彼女の夢は『月9(フジテレビ月曜9時の連続ドラマ)』の主演女優。

そんな夢を抱いた女の子がいました。

彼女は、その夢を叶えるためにオーディションを受けますが落ちます。

その数、10回以上。

でも、彼女は諦めませんでした。

 

彼女は頑張って、更にオーデイションを受けますが、なかなか受かりません。

その数は、50回を超えていました。

「ひょっとして私にし才能がないのかも知れない・・」と思うようになりました。

しかし、それでも彼女は諦めず3年間で100回もオーデイションを受けました。

でも、すべて全滅です。

それでも、彼女は諦めませんでした。

では、その彼女とは・・

 

今や超人気の女優“有村架純さん”です。

 

彼女は3ケタにものぼる数のCMやドラマ、映画のオーデイションに
「ほとんど落ちてばかりだった」と語っています。

その彼女が、これからデビューを目指す方へ次の様なメッセージを送っています。

「私もたくさんオーディションに落ちましたし、たくさん失敗をしました。
だけど、絶対に叶うまでは諦めないという気持ちだけで前に進んでいたのを覚えています。

先ずは、自分のことを自分の気持ちを信じて一歩一歩大切に歩んでください

 

そうです「自分のこと、自分の気持ちを信じて、歩み続けること」です。

 

次は、ある青年の話です。

彼は、17歳の時に漫画家を目指し上京しました。

編集者がついてくれたのですが、何作ネーム(ラフ画)を描いてもボツの嵐です。

描いても描いても・・ボツです。

描いても描いても・・ダメです。

描いても描いても・・受付けられません。

 

「さすがに自分の力のなさに気づいて、そうすると壁がどんどん高く見えてきます。

1週間で19ページも面白いマンガを描き続けるなんていうのは、人間にできる技じゃない。
マンガ家になるべくして生まれた人にしか出来ないことだと思うようになりショックでした」

そう語る彼は、ついに力尽きてしまいます。そして、1週間ほど倒れて体が動かなくなったそうです。

このとき、「マンガ家になろうとしたことを諦めよう」と思ったそうです。
今から、サラリーマンになれるかなとも考えました。

しかし、そんなとき、担当編集者が連絡が取れなくなった彼を心配して家に訪ねてきてくれて

「こんなに頑張って報われなかったヤツを俺は今まで見たことがない」と言いました。

 

彼は、その言葉に泣きました。

そして、「もう一度、頑張れるぞ」と気力が湧いてきました。

この涙のあとに描きあげた作品が、今や国民的人気漫画『ONE PIECE』です!

 

そうです。青年の名は、尾田栄一郎さんです。

 

「ワンピース」の連載が始まったのは1997年、22歳のときですから上京して
5年の月日が流れていました。

 

漢字をよく見てください。

『泣く』は「涙」の後に「立ちあがる」と書きます。

諦めそうになったら「悔し涙」を流して「立ち上がり」ましょう。

 

時代は今、一寸先が見えない闇の時代かも知れません。

だからこそ「希望」を持って歩みませんか。

「仕事がなくなった」「売上がなくなった」と厳しい状況に置かれている方もおられるでしょう。
しかし、これをチャンスと捉え、トライしている人たちもいます。

でも「私には、そんな才能はない」という方が居られるかと思います。

では「才能がない」と成功できないのでしょうか。

 

100回もオーディションを落ちた、有村架純さんに才能があったのでしょうか。

付け加えるならば、北川景子さんや本田翼さん・夏菜さんなども100回以上の
オーディションに落ちた過去があるそうです。
波瑠さんや松岡茉優さんに至っては200回も落選経験をしているそうです。

100回、200回と落選した、今、人気の彼女たちに才能があったのでしょうか。

5年間も描いても描いてもボツになった尾田栄一郎さんに漫画家の才能があったと思いますか?

 

有村架純さんは、100回の本気のトライの中で「別人」へと生まれ変わっていったのです。

尾田栄一郎さんは、5年間の本気のトライの中で「別人」へと進化していったのです。

お二人が、私たちに教えてくれたのは・・

 

【才能とは、失敗の数】だと言うことです。

お二人は、トライすることで「才能」を磨き「大女優」「日本一の漫画家」と言った
『才能あふれる別人』になったのです。

 

2020年の今こそ「才能がないと思っている自分」に、本気の挑戦(トライ)をし
「失敗」を繰返しながら『才能あふれる別人』になりませんか。

 

皆様方の益々のご健闘とご多幸・ご健康を心より願っています。

感謝 合掌
『一般社団法人 たすけ愛』 代表 菅野宏泰

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