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【人持ちになると、ノーベル賞・受賞者になれる】

突然ですが、次の言葉は誰のものだと思いますが?

 

一期一会が僕の信条でもあるんですが

これまで出会いを大事にすることには特別に心を砕いてきました。

ところが往々にして人は、出会いを大事にしない。

お世話になりっぱなしで、後は忘れてしまうのです。

「受けた恩は石に刻め」といいますが、恩を忘れてはダメです。

 

 

僕はこれまで本当にたくさんの方々のお世話になりました。

アメリカ留学にお力添えを頂いた日本抗生物質学術協議会元常任理事の八木沢行正先生。

北里研究所で私を引き上げてくださった元所長の水之江公英(きみふさ)先生。

若い頃、様々な人生訓を与えてくださった山梨大学元学長の安達禎(ただし)先生。

そしてマックス・ティシュラー先生。

挙げればきりがありませんが、どの方にも誠心誠意尽くす中で認められ、導かれてきました。

本当に僕は恵まれた男だと思います。

 

僕はいつも、自分の立場でどうすべきかを徹底的に分析し、
その上で自分の弱いところを補ってきました。

研究所に戻ってきた時に経営を学んだのもその一環です。

何かを成そうという時には、ネックになることがいろいろあるものです。

だからダメではなく、高い山を乗り越えて初めて物事は成せるんです。

お金がなければいかにお金を集めてくるか、人がいなければ助けて頂くか。

与えられた場で自分の役割を果たすことは大事です。

 

しかし、ただその場に甘んじているのではなく、そこを乗り越えて
自分でなければできないところを見せなければいけないと思います。

そういう気概で歩んできた結果、化学者としては一流でも二流でもない僕が

一流の化学者以上の実績を積み上げることができました。

 

これは、自らが開発した薬で、世界の2億5千人もの人々を病魔から救った

ノーベル生理学・医学賞受賞者・大村 智(さとし)さんの言葉です。

 

 

大村さんは、大学卒業後、理科の教諭を志したが、地元山梨での採用がなかったため
埼玉県浦和市に移住し、東京都立墨田工業高等学校夜間定時制の教師となります。

その一夜間教師から、一流の化学者以上の功績を上げることが出来たのは「人とのご縁」でした。

 

人との出会いを大切にし、自分に与えられた場で「役割を果たす」

大村 さんが私たちに教えてくれたのは「人とのご縁」と、その「ご縁を大切に」と言うことです。

『たすけ愛』が、いつも言っているように「人脈が財産」なのです。

どうか『たすけ愛』で「お金持ち」よりも「人持ち」になってください。

『たすけ愛』は、その為の「道具」を用意しています。

 

皆様方の益々のご健闘とご多幸・ご健康を心より願っています。

感謝 合掌
『一般社団法人 たすけ愛』 代表 菅野宏泰

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