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『親が変わらなければ、子供も日本の未来も変わらない』

11月20日は、1959年に「児童の権利に関する条約」が採択されたことを記念し国連が制定した

『世界こどもの日』でした。

 

 

各国で適当と考える日を選んで制定するよう勧告しているので、日本では「5月5日」です。

私たち大人は、この地球の未来を担う「子どもたち」に夢の持てる環境を用意すべきだと
私は思い、カンボジアの子供たちに多少なりの支援をしています。

ただ、私の支援方法は他の方々とはチョット違っています。

 

【日本の子供の幸福度ランキングは最低水準】

 

北京在住の知人から『日本の子供の幸福度が最低水準』というショッキングなメッセージを頂きましたので、
その一部をご紹介致します。

また併せて「私の支援の仕方がどの様に違うのか」もご紹介致します。

先ずは、メッセージの一部をご紹介しましょう。

 

ユニセフによる「子供の幸福度ランキング」によると日本の子供の精神的幸福度は38カ国中37位です。

先進国の中で最低水準という衝撃的な結果です。

その要因は自殺率の高さにあり、特に10代の自殺率が高く、日本の社会が本当におかしい状況です。

子供の幸せは家庭環境と友人関係の2要因が大きく、家庭環境は「親」の影響です。

友人関係は友人に影響を与える「友人の親」の影響です

ですから、子供の幸せは子供を持つ「親」にあると言えます。

 

【日本は世界でも有数の「やる気のない国民」】

 

親世代は社会で最も活躍する世代でもありますが、昨年、日経新聞に掲載された民間調査によると
「職場にストレスを感じる」と答えた現役世代は8割を超え過去最高値。

また、世界の世論調査研究の米ギャラップ社によると「熱意あふれる社員」ランキングでは
139カ国中132位で日本は世界最下位クラス。

熱意のある社員は「6%」のみという世界でも、有数の「やる気のない国民」という結果。

世界第3位の経済大国なのに、ストレスとモチベーションの低さがひどい状態です。

 

 

また、ギャラップ社によると「1960~80年代の日本は、指令・管理を徹底する手法で大成功し
世界はそれを模倣した。

上司の指示を確実にやれば成功するという価値観があり人生のレールがあった。

しかし、1980~2000年代生まれのミレニアム世代は求めるものが全く違うところにある。

日本社会は未だに従来のやり方を踏襲しているため、この価値観の差を埋められず、その結果、
現役世代はストレスを抱えた無気力な社員ばかりとなっている。

自分にあった仕事に変えるだけで無気力な社員は半数は減るだろう」とコメントしています。

・・私的には半数どころではない気がします。

 

(北京在住の知人から頂いたメッセージより)

 

子供の幸福度水準は、子どもの問題ではなく私たち親の問題】

 

いかがでしょうか。

『日本の子供の幸福度が先進国で最低水準』というメッセージ、ショッキングではありませんか。

そして、それ以上にショッキングなのが・・

「熱意あふれる社員ランキング」が、139ヶ国中132位で日本が世界最下位クラスだったことです。

要は、この国は「やる気のない人たちの集団」だということです。

皆さんは、悔しくないですか? 私は悔しいです。

そして、この様な国に「未来」はあると思いますか?

また、日本の子供たちが「不幸」だということは、日本の未来も「不幸」だということです。

そして、その原因が「私たち大人」にあるということです。

 

 

「子供の幸福度、最低水準」は「子どもの問題」ではなく私たち「大人の問題」であり「親の問題」なのです。

私たちが変わらなければ、子どもは変わりません。そして、日本の未来も変わらないのです。

では、どうすれば良いのでしょうか?

それは、大人(親)が「志を持つ」ことだと思います。

すると、子どもも「志を持つ」のです。

そして「志がある」と「やる気」が生まれるのです。

※「志」とは「他人を豊かにしたい」と言うような自分の周りの人たちに影響を与える様な夢です。

そして「志」を持つと、夢の何倍ものエネルギーが湧いてくるのです。

 

【若者が稼ぐことで自国の子供たちを支援する】

 

私は、カンボジアの子供たちへ僅かですが支援をしていますが、私の支援は、小さな子供たちへではありません。

多くの方は、貧困地域に「学校をつくる」と言った支援をします。

しかし、一年後には、その学校には生徒の居ない廃墟になっている実態をご存知でしょうか。

それは、学校があっても子供たちは働かなければならないので、学校へ通えないからです。

ハード(学校)を幾ら用意しても「貧困」と言う原因を取り除かないと本当の解決にはならないのです。

 

 

ですから私は、日本語を学びたい若者へ支援をしています。

それは、日本語を身に付けることで稼ぐ選択肢を広げてあげたいからです。

そして、その若者が稼ぐことで自国の子供たちを支援することと、その若者たちの背中を見て、
子供たちに夢と希望を持ってもらいたいからです。

そんな、支援をすることで、私自身も「やる気」と言う大きなエネルギーを頂けるからです。

 

皆さんも、いかがでしょうか。

新型コロナで今までの常識が変わろうとしている時だからこそ、私たち大人が「志」を持ち、

「やる気のない国民」という汚名を返上しませんか?

また「志」を持つことで「やる気満々」の情熱の人生を歩みませんか?

そして、その姿をみせることで、子供たちに「夢と希望」を与え「幸せを感じる日々」を
過ごさせることが出来ると思いませんか?

すると、日本の未来は明るいものになるでしょう。

また、何よりも自分自身が楽しく幸せな人生を謳歌することが出来るでしょう。

 

(メルマガ『言葉を科学する』より)

 

ですから『世界こどもの日』を契機に「億万長者になって、弱い立場に居る人たちの力となり

明るい社会をつくる」とか「日本を改革する」などと言った「大きな志」を持ちませんか。

それは、子供たちのためであり、日本の未来のためであり、自分の人生の生き甲斐のためであり

充実の幸せな人生を謳歌するためだからです。

 

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皆様方の益々のご健闘とご繁栄、ご多幸とご健康を祈っております。

 

一般社団法人たすけ愛 菅野宏泰

感謝 合掌

 

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